2018年8月9日木曜日

サンタ・フェ 再訪その4 ナーサリーファームにあるレストラン

 New Mexico Jazz Festivalが行われるアルバカーキへ移動する日。Santa Feでの最後のランチはThe Kitchenという夏限定のレストランへ出かけました。

このレストランは種苗を育てて販売するナーサリーの中にあります。え、こんな所にレストランがあるの?って感じです。

火曜日から木曜日の11時半から2時半まで、もしくは準備したお料理が売り切れたらおしまいのお店です。
メニューはプリフィックスのみ。メイン、デザートはチョイスがあります。






青空に燃えるような緑の葉を茂らせた木。乾いた土地の木々という感じがします。

建屋はショップになっていて、沢山の種が売っていました。上の大きな紙袋も種。
広大な土地に蒔く野の草花のミックスです。

左の棚に陳列された小袋は、ニューメキシコエリア自生のハーブの種の数々。

外で売られている種苗は主にハーブ。紫色が玉虫に輝くダーク・オパール・ベイジルなんて、初めて見ました。オレガノも何処と無く繊細で観葉植物みたいです。


さて、レストランオープン前に着いた私達は、ナーサリーの中を少し散策して、色々な苗を見て回りました。

とっても不思議な植物を見つけました!
豆のようなブドウのような蔓植物。
鞘は毛が生えていて、ソラマメや枝豆みたいですよね。
なんか魔法のランプみたいな形がユニークです。






でもこの植物、時期が来るとこのようにぱかっと割れて、種が飛び散るらしいんです。

しかも鞘はとても硬く乾燥して、先端は棘というよりはまるで釣り針のようにシャープで、ちょっとした護身用の武器になりそうな位です。

それにしても、このファームは私よりも若い人達が生き生きと沢山働いていて、日本の田舎とはえらい違いだな〜って感じましたね。







さて、レストランも準備完了したので中へ入ると、続々とお客様も来店。
小さな店内はオープンキッチンのファーマーズテーブルです。

ビバリーとトゥーディーはもうこのレストランの常連さんなので、シェフの女性とも仲良し。

4人でてんこ盛りのサラダからスタートです。ここのメニューは全てオーガニックのベジタリアンです。





私のメインコースはお豆とハーブのリガトーニパスタ。パスタが少なめなのに、お豆が沢山入っているので、とてもお腹がいっぱいになりました。








ジェブはキヌアと豆のカレー&フェンネルスロー。とてもエスニックなお味。











ジェブのデザートはラムケーキ。
このフワフワ感とラムがたまらん。
しかも大っきい!









私は甘酸っぱいピーチタルトです。
果物の甘さを生かしていて、すっきりとした酸味と白砂糖ではない甘さが絶妙なバランスでした。クラストもサクッ&ホロホロで美味しかったです。ひょっとしてこれ、グルテンフリーだったのかな?


絶対また行きたいレストランです。

The Kitchen 3095 Agua Fria
http://thepswkitchen.tumblr.com/





サンタ・フェ再訪 その3はこちらからどうぞ。