木綿の洋服生地で着物をハンドメイドする企画の第二弾。アフリカンプリントの着物です。
結局、左右で色が異なる方身代わりで仕立てました。鮮やかなオレンジを右の身頃に持って着たので、ブルーがメインになりました。オレンジは差し色という感じですね。
前回のブログが5月の末だったので、あ〜っという間に一ヶ月が飛んで行きました。(笑)
NYの問屋街の一角にガーナ人が経営している雑貨屋さんがあります。このお店は在NYガーナ人やアフリカ系移民の方御用達のお店のようで、私が生地を見に行った日もお針子さんの様な方が、大量に生地を購入していました。このお店はとにかく安い。アフリカンファブリックは5ヤード単位で売っている為、ファッションの生地問屋さんで買うと高いんですよね。でもこのお店は半額以下。その代わり店は狭くて雑然としていて広げて見たり出来ないので、カタコト英語のお店のオバちゃんに色々聞いて選びました。
左右の色柄の出し方で印象が変ぐっとわります。衽をどう取って繋げるかで全体の一体感も変わってきます。
方身代わりもいいけど、袖はやっぱり見頃と逆の色がいいかな。。。とか、イメージが具体的になって一番ワクワクする瞬間ですね。
背中心は布を切らずに縫い込んでいます。
何処と無く臈纈染風で、植物模様なので唐草の和柄っぽい雰囲気ですね。でもやっぱり色合いがアフリカンです。
吉原つなぎの木綿の半幅帯で軽快に装って見ました。踊りの衣装の様な雰囲気になりました。
半衿は伯母から貰った黒っぽいポリエステル着物のハギレで作ったリサイクル半衿です。
さあ、ここからはコーディネート遊び。
写真は鏡で自撮りしているので、左右が逆に写ってますね。(笑)
母から貰ったアンティークの雀の引き抜き帯を締めて見ました。この帯は結び方が限られてしまうし、粋過ぎて中々出番がない帯だったけど、こんな派手な着物だと結構引き締まっていい感じかも?植物繋がりだしね。帯留めはNYのコスチュームジュエリー問屋さんで買ったラインストーンのブローチ。アンティーク風で熨斗目の様な雰囲気があってお気に入りです。こちらはwajaで販売したら速攻で売れてしまいました。問屋さんではもう入荷しそうにないので残念。
お太鼓で締めていたであろう部分はシミが酷かったので、洗濯機で洗ってハンドメイド材料か半分に折って半幅帯にしてしまおうかな?と思っていたのですが、こっちも引き抜きで結んでみたら、意外と面白いコーディネートになりました。やっぱり縞って粋。
帯留めはNYのコスチュームジュエリー問屋さんで買った天然石をあしらった小枝のブローチ。中々燻し銀の風合いがあって和な感じです。このブローチもwajaのお店で販売しています。
でもね、実は帯も縫ったんですよ。そちらはまた次回のブログで。
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