ひょんなことから、Dizzy Gillespie All Star Quintetのギグに飛び入りで歌うチャンスに恵まれました。しかもBlue Noteのサンデーブランチギグです。
前夜遅くに話が決まったので、睡眠不足の上にリハーサルもボイストレーニングも十分にできずに現場に直行。サウンドチェックも夜の部の様な綿密なものもなく本番に突入。
もちろん、私は飛び入りなのでリハーサルなんてありません。当日のメンバーは以下の錚々たるメンバー。
フレディ・ヘンドリックス(Tp)
ギャリー・フォスター(G)
ジョン・リー(B)
ジェブ・パットン(P)
トミー・キャンベル(Ds)
会場も思ったよりオーディエンスが多く、和やかな雰囲気。
ファーストセットは"Satin Doll"、セカンドセットは"When I Fall in Love"と4ビートスイングとバラードを一曲ずつ歌いました。
フレディは私が歌う事すらも知らなかったので、大変驚いていました。ベテランのBlue Noteの看板グループで歌わせてもらえたことはとても光栄でした。
このところ、ミュージカルのデモレコーディングに集中していたので、ジャズを全く歌っていなかったという事もあり、直前になってさすがに私も緊張してしまいました。
でも、ステージ上ではバンドは言うまでもなくスイングしており、自由に泳がせていただいたという感じでした。まさにprecious momentですね。
会場には日本人のお客様もいらっしゃいました。ファーストセットが終わった後で、『日本人の方ですか?』と聞かれたので、『思いっきり日本人です。』と答えてしまいました。
来年一月はNYのキタノホテルに併設されているジャズクラブ、Jazz at The KITANOに出演が決まりました。全てをジャズモードに切り替えてクリスマスとお正月を過ごしたいと思います。