2015年1月15日木曜日

最高にスイングしたギグでした!Jazz at Kitano

左からJeb Patton(P), David Wong(B) 残念ながら私の後ろに隠れているのが Luca Santaniello(Ds)

案の定、この日もとても寒い夜になりました。
あまりに寒くて、自分も外を歩くのが萎えるほど寒い!
お客さんの出足も遠のくかな?と不安に思いながら早めにKITANO入りしました。

すでに顔見知りのお客様もちらほら。バタバタと着替えて、サウンドチェック。入れてきたと思ったアクセサリーをすっかり忘れてきたことに気づくも、時すでに遅し。o(>.<)o
そうこうしているうちに、お茶の先生や仲間の生徒さん達、様々なジャンルのお友達のグループがどーっとご来店!私が10年ほど前に通っていた語学学校の校長先生で、公私ともにお世話になったBonitaがご主人とお友達のご夫婦と駆けつけてくださいました。セカンドセットは若いmusician達やジェブの教え子達もチェックしに来ていました。ファースト&セカンド共に全く存じ上げないお客様もいらしたので、ホテルに滞在のお客様やライブ演奏の好きなお客様がお見えになっていたようです。実に感謝です。

Bonitaと5年ぶりの再会

いつもながら、少々緊張気味のファーストセット。
ジェブとデイビッドは長年一緒に演奏しているので、レパートリーやアレンジも良く理解していて以心伝心ですが、ドラマーのルカはデイビッドとは実は公式に演奏するのは何と初めて!musician仲間としては長い付き合いなのに、意外でした。私もルカとはセッションなどで1、2曲演奏することはあっても、ギグでは初めて、デイビッドとは2年前のレコーディング以来の共演でした。

彼らはレベルの高いmusician達なので、バンドのリズムがシンクロしてタイトにスイングするまでにそう時間はかからないけど、私がそこで自由に感じるままに歌詞を紡ぎ出すことと、声を自由にコントロールする方が時間がかかったかな?空間のサイズと音のバランスはお客様が入るとまた変わってくるので、最初はそんなことも考えながら歌っていました。

ま、そんなことを色々考えていると、歌詞が飛んだり、タイミング計りすぎてフレーズを逃したりする訳です。この辺はもう自分の集中力との戦いで実にエキサイティングです。修行僧の様な境地ですね。ま、少々のミスはあったものの、ファースト、セカンド合わせて18曲歌い切りました。全体的には上々のKITANOデビューだったと思います。実に楽しかった!の一言です。それもこれも、musician達のサポートと、素晴らしいaudienceのエネルギーのお陰です。セカンドセットはもうノリノリで身体中に4ビートが駆け巡っていました。(バラードも沢山歌ったんですけどね。)

また、このトリオでライブしたい!と思う最高のひと時でした。皆さん本当に有難う。
最後に、ブッキングしてくださったGino、バーカウンターの内側からノリノリで応援してくれたRamiro。Thank you for your support!
Jeb, Mariko and me.