コロナであたふたしているうちに、気がつけば、2020年ももう僅か。
とは言え、私は七面鳥の匂いがあんまり好きじゃないんですよね。ターキーを焼いていると家中がターキーの匂いでいっぱいになって、2、3日は匂いが残ります。主人はアメリカ人なので七面鳥が無いと寂しいらしいですが、お客様を呼ぶようなパーティーが出来ないので、小ぶりでも二人でターキー一羽は飽きちゃう。
家に返ってみたら、やっぱり6本なんてうちのダッチオーブンには入らないじゃん!とりあえず全部一気に塩麹をまぶしてマリネして、まずは4本だけでオーブンで煮込むBraised Lamb Shankに挑戦しました。
YouTubeに出ていたGordon Ramsayのスパイシーなバージョンを自己流アレンジ。本当はハラペーニョとかフレッシュなチリペッパーを沢山入れるのですが、それは省いて食べるときに一味で調整することに。
ガーリック、シナモンスティックやクミンシード、パプリカ、オレガノ、フレッシュローズマリー、ローリエ、ブラックペッパー、オリーブオイルをまぶし全体にモミモミします。30分置いて焼きます。一晩マリネしても良いらしい。
私達は塩麹に一晩マリネしたので、30分程度で焼き始めました。ダッチオーブンにオリーブオイルを引いてこんがり焼き色をつけたら、肉を取り出してざっくりスライスした人参、玉ねぎ、セロリをソテー。野菜の上に肉を戻して、赤ワインを300CC位、ビーフブイヨン500CC程でひたひたになるように調整して煮込みます。煮立ったら、蓋をせずにオーブン350°Fのオーブンで2時間から3時間、肉が柔らかくなるまでロースト。
他のシェフのレシピでは蓋をしていたけど、Gordonは蓋をしない方が良いと言っていたので、彼をフォロー。
頃合いを見計らって付け合わせの野菜のロースト(ブラッセルスプラウト、マッシュルーム、人参)をオーブンに投入し、じゃがいもを塩茹でします。
ペアリングするワインはちょっと気取ってサンテミリオン。
もう家中がシナモンの香りでとてもいい匂い。ラムの臭みは全然感じません。仕上がりはもうちょっと煮込んだ方が良かったかな?でも食べ応えあって本当に美味しかった!あとの残りのラムシャンク2本はモロッコ風でチャレンジする予定です。