2018年12月18日火曜日

Jimmy Heathを訪ねてアトランタへ

ジェブとクリスマス前にテナーサックスの巨匠、Jimmy Heathのアトランタのお家へ遊びに行って来ました。

私にとっては初めてのジョージア州アトランタです。
ピーカンナッツやピーチで有名ですね。アメリカ南部ですが、寒かったです。
その代わり、一旦日が出ると真冬でも日差しの強さはかなり強いです。

着いたその日の晩は地元ローカルラジオ局のDJやTVキャスターやジャズ通の老紳士達が集う、ジャズリスナーズクラブのクリスマスパーティーがあり、ジミーと一緒にお邪魔して来ました。
残念ながら会場のカントリークラブのクラブハウスにはピアノが無くて、ジェブは参加できませんでしたがケータリングの南部料理と南部独特の甘ーいケーキを楽しみました。

地元の若手ミュージシャンとセッションするJimmy Heath (Ts)は92歳です。
このジャズリスナーズクラブは、アトランタで1945年から続く伝統のあるクラブだそうです。月一回ジャズに詳しい会員が持ち回りで自宅を提供してホストになり、自分の興味やコレクションの中からレコードやCDをかけたり、ビデオ上映をしたり、ジャズに関する講演をします。時にはライブやジャムセッションを催したり、ホストによって自由にジャズをキュレートし、そこへ会員が集います。

ジャズ同好会&ソーシャルクラブといった感じでしょうか?ジャズファンは多くいますが、ジャズのジャンルも幅が広い為、同じジャズファンと言えど得意分野以外は知らない事も沢山あって世界が広がるのだそうです。平均年齢は70代だそうですが、知識を分かちあい、ジャズを存分に楽しんでいらっしゃいました。

翌日は歩いて5分ほどの同じ町内に住む、ジミーの娘さんと近所をドライブして、有名なナッツのお店へお土産を買いに出かけました。
夜はヒースファミリー全員と一緒に10人でバッファローで有名なステーキレストランへ出かけました。私が注文したのはバッファローのポットローストです。バッファローはビーフよりも脂が少なく、とてもあっさりしていてヘルシー。ゆっくりと煮込んであり、とても柔らかかったです。


バッファローのポットロースト
二日目の朝は夜便でNYに戻るので、ランチは近く(近くと言っても車で15分)のダイナーへ出かけ、南部の定番カントリーブレックファストを楽しみました。
私はポークテンダーローインとスクランブルエッグのビスケットのセットに、スライストマトとカラードグリーンを追加。ジェブはソーセージとオーバーイージーのビスケットセットにトマトスライスとカブの葉っぱのソテーを注文。
このビスケットはホロっとしたテクスチャーもよく、とっても美味い。お肉自体も良いお味。その代わり、カラードグリーンは味付けが甘かった。南部の食文化って何にでもお砂糖入れるのね。。。ケーキも美味しいんだけど、ものすご〜く甘い!

いやー2人でこれだけ注文して$20しないなんて、NYではあり得なーい!
Cup & Saucer Dinerの定番メニュー
南部ではあまり野菜のおかずが無いのが心配です。。。