2017年1月31日火曜日

ヴィレッジにあるジャズクラブ、MEZZROW初出演!


1月27日(金)28日(土)と2連夜で、主人のジェブ・パットンがヴィレッジにあるMezzrowに久々に出演しました。

メンバーは:Jeb Patton (Piano), Clovis Nicoras (Bass) on Friday, Dezron Douglas (Bass) on Saturday, Peter Van Nostrand (Drums)  

私は土曜日のセカンドセットのプログラムで一曲歌いました。Johnny Mandel作詞作曲の"I Never Told You"という曲です。


ジョニー・マンデルは心の琴線に響く、素晴らしい名曲を世に出している作曲家で自身が作詞をした曲もあります。"Emily"、"The Shadow Of Your Smile"、"A Time For Love"等は有名なので、日本でも演奏されたり歌われたりしています。 この曲は残念ながらあまり演奏も歌われてもいませんが、とてもストレートに心に響くエモーショナルな曲です。





"I Never Told You"      music by Johnny Mandel, Lyric by Arthur Hamilton

So many things I should have said I never told you
I kept them locked inside my head I never told you
When you were here I never let know I'd die before I let you go
I guess my first mistake was thinking you knew

I loved your kiss, I loved your touch, I loved to hold you
I thought my kiss could say so much I never told you
And now you're gone and every soul I see must hear how much you meant me
It's easy now, at last, I'm learning how to say what I never told you

【訳】
とても沢山の事を、話すべき事をあなたに言わななかった
あなたには決して言わずに、頭の中にしまいこんで鍵をかけていた
あなたがここにいた時、あなたを死ぬまではなさないと決して知らせなかった
私の最初の間違いは、あなたもそれを知っていると思い込んでいた事かもしれない

あなたの口づけ、あなたの肌触り、あなたを抱きしめることが好きだった
私の口づけが多くの事を語ることができると信じて、あなたには決して言わなかった
今あなたは去り私が会う全ての人々は聞くはずだ、私にはあなたがどれ程の存在だったか
今となってはとても容易いこと、私はそれをどう言えばいいのか気がついた
私があなたに決して伝えなかった事を


会場は国内外からのお客さんで超満員でした。メロディーはとても暗くて、歌詞もシリアスなモノローグなのですが、スローボサで変化をつけたアレンジで歌いました。皆さんとても真剣に私の歌を聴いてくれているのが歌っている最中もとてもよくわかりました。帰り際にわざわざ声をかけてくれたお客さんもいました。ベースのデズロンとは初めての共演でしたが、彼も楽しかったと言ってくれたのが、とても嬉しかったです。
写真を取ってくれたピアニストのたなかかつこさんとSarahに感謝です。