2016年6月8日水曜日

SEKAI STORY掲載:アメリカの影の中から現れたピアニスト



ほぼ2ヶ月おきにSEKAI STORYにコラムを連載させていただいていますが、今月また3つ目のコラム『アメリカの影の中から現れたピアニスト:The story of Tereze Lee』が掲載されました。

今回は私の友人のクラシックピアニスト、テレーザ・リーのストーリーを書いています。彼女はブラジル生まれ、シカゴのゲットーで育ちました。今現在は妻であり、一 児の母であり、大学教師であり、博士課程の大学院生でもあります。そして、彼女はDREAM Actという法案が生んだドリーマーであり、アクティビストでもあります。

春に行われた彼女のDMA (Doctor of Musical Arts /音楽芸術博士号) 取得コンサートの模様と彼女の生い立ち、そしてインタビューを書いています。生まれ持った才能を開花させ、不法移民というアメリカの光の当たらない部分から、表舞台に力強く突き進んだ彼女。彼女自身がアメリカンドリームを体現していると言っても過言ではありません。

そんな彼女も子育て奮闘中の母親でもあり、更に今年は二人目を出産予定です。
このコラムから、音楽大学留学や彼女が追求している1900年代の現代音楽、又はアメリカの複雑な移民システム、DREAM Actに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。