2020年4月11日土曜日

パンデミックによる外出禁止で布マスクを手作りする日々


2020年になってから、色々あってブログを更新しないままもう4月ですね。
2月にJazzクルーズから戻ったら、中国、韓国、日本でコロナ騒ぎが起こって、あれよあれよという間に世界中を震撼させるパンデミックになってしまいました。NYは最悪の死者数と感染者数です。
マスクが日常的に使われる日本では早い時期からマスク不足。NYではマスクは病人か犯罪者のものだったけど、今では外を歩くほとんどの人達が着けるようになったので、供給が少ないところへ需要が増えたのでマスク不足です。

母がいつも帰省のたびにマスクを持たせてくれるので、我が家にはある程度使い捨てマスクがあるのですが、友人からリクエストがあったのと、お籠りの日々の手すさびにハギレで洗える布マスクを作りはじめました。
手ぬぐい プリーツマスク

このマスクはチアリングというチアリーディングの学校の手ぬぐいです。実は代表のマキさんからずっと以前にいただいた手ぬぐいで、あまりに可愛いので大事にとっておいたものです。

ちょっと憂鬱になりそうな食料や日用品の買い出しにも、こんな柄のマスクなら元気が出そうなので、思い切ってプリーツマスクを作ってみました。
縁取りのテープは、たまたま手元に残っていた材料です。










立体マスク レディースサイズ
その他は立体マスクで、レディースサイズとメンズサイズを作っています。慣れてくると、プリーツマスクより作りやすいかな?
浴衣やマリメッコの生地、キャンバス等色々な端切れを表地にして、裏地は晒し木綿を使っています。

ところが、ゴムが無い!

実はもう、かれこれ3週間ほど地下鉄に乗ってマンハッタンに出かけていません。今やお店はやっていないし、ゴムを買いにも出かけられないので、ヘアゴムや使わずじまいで仕舞い込んでいたストッキングをひも状に切って、マスクのゴムに使う予定です。
実はストッキングの方が耳が痛くならないようですよ。ストッキングを2センチ幅に縦に切って、グイグイ伸ばすだけです。





立体マスク メンズサイズ
主人がほとんど毎日、リビングを占領して大学の授業をZOOMやSkypeでジャズピアノの授業をしているので、私は別室で大好きな山本周五郎の朗読をYouTubeで聴きながら、黙々とマスクを作っているという日常を送っております。

あともう少し作りためたら、リクエストをいただいている方達に郵送して、しばらくマスク作りは終了する予定です。コロナが撲滅される事は無いと思うけど、いつまでも世界中が閉じこもっているわけにも行かないので、なんとかこの状況が打開されて、経済活動を再開できることを祈るばかりです。