2016年11月30日水曜日

Kazaleaのゲストルーム完成

念願のウォールベッドを設置
怒涛の11月も終わりですね〜。2016年もあと一ヶ月で終了。今年はものすごい勢いで、時間が飛ぶ様に通り過ぎていった気がします。

11月に初めて両親が二人揃って長野県の田舎からNYの我が家へ滞在するというイベントを年初から計画していたので、今年はそれを中心に動いてきました。
でもそのおかげでこのコンドを購入して以来5年ほど、半分物置部屋になっていた小さなセカンドベッドルームをお部屋らしく整えることができました。今日のブログは完成したゲストルームのお披露目です。

このお部屋は天井が高くて一見広く見えますが、日本の6畳間位です。私の作業用のデスクとドレッサーを置いてあるのですが、そこにクイーンサイズのベッドを置くことは難しい。作り付けのクローゼットもあるし、窓の下に業務用の冷暖房のエアコンが付いているので、その前をふさぐこともできず。非常にレイアウトしづらい お部屋。

フルサイズのフレームでもお部屋いっぱい
大工さんも窮屈そう
以前はソファーベッドを置いていたのですが、油断をするとソファーの上に物が散乱するし、マットレスがないので、2週間の滞在だと寝心地も悪い。ベッドサイズがクイーンだったので、ベッドを広げると窓際へ行くには、ベッドを乗り越えないと行かれないという状況になっていました。


そこで、欧米でポピュラーなウォールベッド(マーフィーベッド)を設置することにしました。作り付けのクローゼットを設置するような感じになるので、部屋の面積自体は狭くなりますが、クイーンサイズより一回り小さい、フルサイズのベッドにすることで、コンパクトに使いやすくなりました。フルサイズは日本のダブルベッド位のサイズです。




完成




このウォールベッドは本棚とセットでCostco(コストコ)で買ったので$1,500ほどでした。組み立てはコンセントの配置替えや壁への取り付け補強も必要なので、お友達の大工さん二人にお願いしました。本棚も引き出しも大きくて収納量も抜群。私のミシンも収納できました。日本でいうところのニトリの家具みたいな感じかな。カスタムキャビネット屋さんに頼めば、高級な素材やデザインも沢山の中から選べますが、お値段もぐっと高くなります。





ベッドをセットした状態



クローゼットのハンドルを手前に下ろして、ベッドを作ればこんな感じに。フルサイズベッドなので、窓の方へも歩いて回れます。デスクの椅子は部屋の外へだしていますが、ベッドの足元に座れば、デスクで物書きもできます。

今年の夏にインストールしたシーリングファン(天井扇)も照明つきなので、点燈すれば暖かい雰囲気。アメリカの家って天井に照明器具が付いてないんですよね。だから、天井裏に配線するところから工事をしました。その甲斐あってか、今年の夏は思いの外冷房を使いませんでした。夏は左回りに回転させて、風を起こすことで涼しくさせると共に、足元にたまりやすい冷気を吸い上げる効果があります。冬は右回りに回転方向を変えて、天井に溜まる暖かい空気を足元へ降ろしてくれます。






ヘッドボードのアクセントに
フリマで買った刺繍のフレームを飾ってみました




写真では分かり難いのですが、風雨で濡れたり汚れたり、劣化が進む窓の縁にオークの奥行き11インチの天板を設置しました。壁にブラケットをつけて補強しています。ちょっとした出窓風に小さなプランターや花瓶などを置くことができるようになってちょっと嬉しい仕上がりになりました。金箔を施したカーテンもセットしました。