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明日、4月27日（火）から5月1日（日）迄、The Heath Brothers Quartetでの公演です。
Jimmy Heath (ts, ss)
Albert 'Tootie' Heath (ds)
Jeb Patton (p)
David Wong (b)
ヒースブラザーズは元々は３人兄弟。この兄弟は歴史に残るジャズの巨匠達です。リーダーアルバムを出しているのはジミーだけですが、それぞれが多くの名盤と呼ばれるジャズのレコードにサイドメンとしてクレジットされています。共演者もマイルス・デイビス(tp)、クラーク・テリー(tp)、ホレス・シルバー(p)、ジョン・ルイス(p)、ミルト・ジャクソン(vib)等全部上げればジャズヒストリーの授業が出来るでしょう。
The Heath Brothersのリーダーのジミーは御歳80と少し、弟のトゥーディーは70と少しの兄弟、長男のパーシーはベーシストでMJQ（モダンジャズカルテット）で世界を一世風靡しましたが、2006年に惜しまれつつ他界しました。 後任のベーシスト、デイヴィッドは27歳の新進気鋭、2009年からハンク・ジョーンズの日本ツアーメンバーになり、日本のジャズファンにはもうお馴染みかと思います。
Jebは大学院を卒業してからかれこれ10数年このバンドのメンバー。このバンドのメンバーになった当初、旦那様はアメリカ人には珍しく超恥ずかしがりやで、人前で話す事、声を出す事が侭なら無かったそうです。『You are painfully shy!（お前は痛い程に恥ずかしがりやだな。）』とツアーやギグの度にパーシーに鍛えられたそうです。今では大学で講師をしている位なので、パーシー爺さん様様です。ジミーもトゥーディーもプライベートで私達をお食事に誘ってくれたり、家族ぐるみのおつきあいをさせて頂いています。
彼らの演奏はエネルギッシュで、思わず彼らの年齢を忘れます。ステージでの兄弟の丁々発止もとても笑えます。NY在住の方、今週NYにいらっしゃる方、是非彼らの演奏を聴きにヴィレッジ・バンガードへ行って見ませんか？
