段々小じわやシミ、白髪が増えていく。きゃー!
そして段々、手持ちの服が似合わない様な気になってくる。
綺麗な色の服だと、余計に顔が老けて見える?
でも、黒っぽい服も魔法使いのお婆さんみたいだよ。。。
年相応の服にシフトしないといけないのかしら!?
そんな考え方を吹き飛ばしてくれる人がいます。
Lyn Slater(64歳)、彼女は元々ファッションセレブリティーでもファッションアイコンでもありませんでしたが、NYのファッションウィークの会場で友人を待っている間に一斉にカメラマンに囲まれたそう。彼女の完璧なファッションがカメラマン達に誤解をさせてしまったようです。そんな彼女を見た友人が笑って、『貴方はアクシデンタルアイコンね。』と言ったのが、彼女のファッションブログのタイトルに。
そしてあっという間に本物のファッションスタイルアイコンになりました。
Accidental Icon
彼女の本業はNYのフォーダム大学院の社会学の教授で、元々ファッション業界とは無縁の方です。
元気をくれる人は、ファッションもエネルギッシュ。
『ファッションは自分を知る事。』
『私が言いたいのは、社会が貴方に押し付ける箱の中に入らない事。
自分のやりたい方法で自分を再改革するという事よ。』
『ファッションが好き。』という事が大前提だけど、
着る事って意外とエネルギーがいるんですよね。
まずは自分がハッピーになることが大前提。
近藤まりえさん風な言い方なら「ときめく服だけを着る」でしょうか?
自分が似合う服を着こなしてハッピーなら、それが周りもハッピーにする。
自分に似合う服で好きな服を見つける。
好きな服を自分に似合う様に着こなす。
テクニックは色々あるだろうけど。
ファッションにおいて、歳を重ねる事をネガティブに捉えないことが一番大事かな。

- 元祖アクシデンタルアイコンといえば、アイリス・アプフェル。
もはやファッションバイブル的存在の彼女。エイジングが気になり始めるお年頃の私達に、この方のパワフルな生き方は元気をくれます。

Iris Apfel: Accidental Icon
- 海外にはお洒落な大人の女性達をテーマにした写真集もあります。
アメリカではシニアとかシルバー世代と言う代わりに“Mature Lady”(マチュアー レディ:成熟した女性)と呼びますね。無理に若く見せる事に執着せず、かと言って年相応に装う必要もない。あるのは自分らしく、心地良く、センス良くという事を伝えてくれます。

Advanced Style