2010年2月19日金曜日

思いがけず、NYでクラフト作家デビュー

ブルックリンの、ウィリアムズバーグに引っ越して早一ヶ月。ひょんな事から私のビンテージ着物地等で作ったバッグが、ベッドフォードアベニューのアートギャラリーで扱ってもらえる事になった。とりあえず3ヶ月の契約。あまりにもすんなり話しが決まって、なんだか心が浮き浮きしている所。私の親戚にはアート作家が何人か居て、ギャラリーには幼い頃から通っていたけど、自分が作家になるなんて思ってもみなかった!しかもNYで!!

ギャラリーは
Barking Lizards, Art & Design Gallery
231 Bedford Avenue
Brooklyn, New York 11211

オーナーのWandaさんはご自身もジュエラーで、25年前からウィリアムズバーグに移り住んで活動を続けている素敵な女性。私は今年でNY在住5年を迎えるが、コミュニティーやアパートの隣人と親しくなることは殆ど無かったので、主人も今回の引っ越しでウィリアムズバーグを選んでとても喜んでいる。
今週はその主人が土曜日からツアーに出ていて一週間留守なので、昨日からテレビのチャンネルをフィギアスケートのオリンピック中継に合わせ、お茶のクラスのマダムYさんから頂いたヴィンテージの丸帯で数寄屋袋と古帛紗をそれぞれ二つずつ仕上げた。今は同じ帯地で自分のオリジナルデザインのクラッチバッグを製作中。明日には完成の予定。試作品も作らず、いきなり丸帯で作り始めるなんて無謀だと思ったけど、やってみると意外と仕掛けは簡単。只、丸帯は地厚で固い。指を針で突き刺しながら、でも二つ作ると結構生地の特性や仕立ての仕組みが良く分かり、勉強になった。

今年はジャズシンガー&waja バイヤーの他にクラフト作家と3本だてで忙しくなりそうです。
嬉しい悲鳴〜!